備忘録

 3日の参院本会議で行われた与党提出の議員年金廃止法案の採決で、民主党議員の一部が反対せず棄権した。同党は年金受給の選択肢を残す与党案を批判、「完全廃止」が柱の対案を提出(廃案)したが、棄権した議員は引退後、年金受給を選択する可能性を示唆。党内の足並みの乱れが露呈した格好だ。
 「造反」したのは少なくとも2議員。毎日新聞の取材に、柳田稔氏は「与党案に反対したら年金受給を選択することはできない」と主張。西岡武夫氏も「『反対するが年金はもらう』では、いいかげんな対応と言われる」と語った。


柳田氏と西岡氏の対応が印象的.一見,彼らは議員年金廃止について結局,真剣ではなかったように思える.しかし,反対しながら年金を受給する議員が出れば,彼らこそまさに二枚舌である.今後の対応を見守るためにもここに.

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それにしても,議員年金は今後の国会議員負担がゼロになるが,支払いは10パーセント程度減額になるだけだから,何年かしたら収入ゼロ,支出いっぱいになるはず.なおかつ現状で国庫負担が7割だそうで.将来的には国庫負担が10割になるのかしら.払った分はもらう,という論理がまかり通るのなら,国民年金も負担一定,受給額の国庫負担を上げれば良かったのに.あーやだやだ.