選択肢

人生の選択,というやつについて思いをめぐらしてみる.
知らず知らずのうちに細かな選択肢を通過しながら生きてきているわけですが,節目節目ごとには大きな目に見える選択をすることがある.その度に,最良の選択,最善の選択を考えるのだが,5つから1つを選ぶということは残り4つを捨てるということですよね.一番良いと思って選んだのだけれども,本当はほとんど全てのものを捨てているという事実が隣り合わせにあるわけで,なんとも難しい限りです.しかも時間が経過して振り返ると,その時最良だった選択を後悔することはよくあるわけで.

こういう事を思う時は,現状に満足できていない点があるからかもしれない.
もっとこうしたい,こうありたい,という事を突き詰めていくと,現実逃避的に昔こうしていれば,という事を考えてしまっているんだろうと思う.ふーむ.