にほんごのうた


溝口恵美子(Vo) 浜村昌子(Pf) のデュオのライブをみてきました.にほんごのうた,と題されるように,歌謡曲から童謡まで,日本の歌をアレンジしたライブです.最近,とみにデュオという形態を気に入っているらしく,またピアノの浜村さんの演奏は2度聞いたことがあるのですが,とても素敵なので是非聞きに行きたかったライブのひとつなのです.

ライブレポートを書くときいつも思うのですが,これは聞いた人にしか伝わらないものなわけであり,どんな感じだとか雰囲気だとかを書いても仕方がない気がするのです.まぁそうも言ってられないのですが,とにかく,自分が思った事や感じた事を書く分には嘘ではないので,そういうスタンスにたつことにします.


力強いボーカルでした.パワーに圧倒されます.やはり人の声というのはすごいなぁと思わされる.

しかしボーカルがすごいだけなのかとふと思ったら,それだけではなくて,あぁぁと圧倒される場面では必ず,ピアノの盛り上げ方もすごかったのです.それも,どちらかの自分勝手ではなくて,ふたりの息があっているところがとても心地よかったのです.

あとはやはり,日本語の歌詞が良い.もともと,日本語は世界で一番美しい言葉(を内包している言葉)であると考えているし,日本人なのだから日本語が最も美しく感じられるはずだと思っているので,やはり一番しっくりきます.英語とかで気持ちを込めて歌われても,多分確かにその気持ちはわかるところもあるんですが,やはり日本語の方がより良いです.

まぁ感想としてはこんなところで…….



確かにこの人たちは音楽をお金にかえることが出来て,自分にはそれは出来ないのだけれど,それでも自分は音楽を糧にして生きていくのだろうなぁと思いました.