HANA-BI

1998年の作品だったんですね．時の経つのは早いものだと思いました．

深夜での放映ということで，やはり底抜けに面白いという内容ではありえなかったわけなんですが．というか内容は多くの人が知っているのかもしれないですね．

レビューは難しいので，感想を書いてみる．

• 岸本加世子の演技が印象的でした．さすがベテラン女優だなぁというところなんでしょうか．

• 全体的な緊張感．最後に切られる為だったのでしょうか．とにかく惹きつける力があるなと思いました．

• 綺麗でした．そして静かだった．監督は日本が好きなのだなぁと，私には思えました．

• 映画という形であることの必然性を感じました．具体的にはわかりません．ただ，これが小説や漫画やアニメではなくて，映画であるべきなんだと，自分の中でひどく納得しました．

こんなところでしょうか．あまりにも話題作なんですが，ひょんな形で見ることができてよかったなぁと思います．常に映画をチェックしようという気にもなりますが，逆にこうして何年か遅れで見るというスタイルも悪くないかもしれないですね．落ち着いて見られるから．