華氏911

シネ・リーブルにて,話題作を見てきました.

見ていて最も感じたのは,監督自身,一番アメリカ人に見せたいのだろうなというところでしょうか.もともと,この映画で言うところを聞かなくても,ブッシュ大統領に対して否定的ですし,ゴア元副大統領を推していましたが,より一層,ブッシュを否定するに十分な情報が満載でした.しかしながら,それは局所的にえぐりとったような見方ですので,否定する向きはあるでしょうけど.

それよりも印象的だったのは,アメリカの国政トップのやり方,というのがあまりに巧妙に国民に浸透している様が怖いぐらいであるところです.これに関しては,今まで私が抱いていた考えに改めるべき点があると思わされました.詳しくは本編を見てください.ドキュメンタリィですので,映画を見に行く感覚では落胆しますのでご注意を.